新稲子川温泉 「ユー・トリオ」

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温泉プールも利用できます

□所在地

静岡県富士郡芝川町上稲子1219
電話 0544−66−0175


途中で眺める富士山は最高!

□交通

東名自動車道の富士インターを下り、国道1号線に出て富士川町まで行きます。 富士川を渡った先で国道は左に折れますが、ここを反対に右折して芝川町方面の標識に従って進みます。 身延線の芝川駅近くで再び富士川を渡って左岸を行きますが、このあたりからユー・トリオの看板が目に入るようになります。
芝川から先の富士川沿いの道路は狭く、対向車には注意が必要です。 およそ3Kmで稲子に着きますが、ここから国道469号線の標識にしたがって谷を進むと、3Kmほどで「ユー・トリオ」の駐車場に着きます。

□料金・営業時間等

直接ユートリオにご確認ください。

□泉質

カルシウム・ナトリウム−塩化物温泉
(弱アルカリ性低張性低温泉)

口に含むとかなりしょっぱいです。

□設備

食事処と売店があります。メニューは公営施設としては一般的な内容価格ですが、食事の持ち込みは自由だそうです。ただし、お酒の持ち込みは禁止とのことで、「最初はすべて自由にしていたんですけど、一升瓶を何本も持ち込んで、飲めや歌えの大騒ぎになったものですから。売店のお酒は少し高いので(そうでもないですが)これなら飲みすぎて他のお客さんに迷惑をかけることもなくなるでしょうから・・」と、取材に快く応じていただいた花木さんにうかがいました。(この方はインターネットについてかなり詳しいですよ!!)

中央が花木さん

□概要

平成6年3月にできた町営施設です。平成2年に湧出した温泉で、当初はすぐ近くの老人福祉目的の「せせらぎ荘」だけでしたが、湯量が豊富であるため町民のふれあい施設として「ユー・トリオ」を建設したということです。設備的にはクアハウスに近いのですが、あえてそうしなかったそうです。

浴室は、源泉そのままのぬるめの浴槽と、加温した浴槽、そして露天風呂があります。

温泉プールには寝湯、かぶり湯があり、こちらにはジャグジーもついています。

温泉プールでは、子供たちはプールで、大人はジャグジーでとすみわけができていますが、プールとジャグジーはくっついていますので、プールで遊ぶ子供たちへも十分に目が届きます。


おっと深かった!


温泉プールの利用には水着を持参しますが、忘れてもフロントでも200円で貸してくれます。バスタオルは無料で貸してくれます。 わからないことがあれば、フロントのお嬢さんが親切に案内してくれますので、何でも相談してみましょう。

□お土産その他

表では、おばさん達が地元でとれた野菜とかを売っています。また、おにぎり、おもち、お寿司など、すべて手作りで価格もすこぶる安いです。(大きなキャベツが1個100円 2個も買ってしまった)

ユー・トリオに入る前に、お寿司とおにぎりを買って入ったのですが、風呂上がりに食べるとこれがおいしい!!!
そこで、もう一度表に出てお寿司を買おうとしたけどもう売り切れ。しょげた顔をしていると、おばさんが「私のお弁当用にとっておいたものだけど、よかったら・・」と譲ってくれました。(ああ感激・・・それにしても、おばさんお昼がなくて大丈夫だったかな?)
休憩室は40畳程度の和室と、通路を挟んだラウンジが無料で利用できます。パンフレットの写真を見ると、ラウンジには洒落たデッキチェアが並んでいますが、今は折り畳みテーブルと座布団になっています。

和風利用に変身してしまったラウンジ

「当初は1日の利用者を150人程度と考えていたのですが、ふたを開けてみると休日には500人ほどの方がいらっしゃいます。」ということで、これはうれしい誤算の結果でしょうね。

今回はドライブコースとしてのおすすめは準備していません。冬になるとあまり見るものがなくなって・・、ということで、温泉でのんびり過ごしました。
ここの浴室は西に面していますので、午後は日が差し込んできます。冬の日差しは柔らかく、湯温も適度で思わずいねむりしてしまいます。
あっという間に3時間が過ぎてしまい、急いで帰り支度を整えました。

表に出ると、稲子川の清流(本当にきれいです)に沿った施設前の通路に、地元の小学生の工作でしょうか、ペットボトルを利用した風車が色とりどりに並んでいます。

ペットボトルの利用法も、風車になったりロケットになったりといろいろあるものです。


□お手紙をいただきました

2月11日に「新稲子川温泉」(ユー・トリオ)に行って来ました。当日は東名で事故 があったせいで、ひどい渋滞に巻き込まれてしまい(ユー・トリオ)に着いたのは2 時近くになってしまいました。浴室・休憩所とも非常に混んでおり、すごい人気なの だと実感しました。確かに人気に見合うだけの設備と内容を備えているので、もっと 近場にあるといいですね。ただ洗い場の数が少なすぎる気がしました。道中Greatな 富士山をふんだんに観れるとは言え、高速料金を考えるとあまりコスト・パフォーマ ンスは良いとは言えませんが、家族みんな気に入りました。帰りの車の中で、今度は 夏にまた行くことで家族の意見の一致を見ました。「新稲子川温泉」があるあたりは 身延線沿いに温泉が転々と存在しており、今度行くときは佐野川温泉、奥山温泉、芦 安温泉あたりまで足を伸ばす”身延線温泉探訪ツアー”を実現できればいいなと思っ ています。(多分日帰りでは無理でしょうが。)

熊谷 賢三


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